働く内閣は改革前の働き方に戻ってしまったようですね

  • 2020.09.24 Thursday
  • 04:27
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菅内閣となり新しい政策が次々と指示され、菅首相を始め、新閣僚の面々は休日返上で働き始めました。「できるかできないかではない。やるかやらないかだ」とか「相当なスピードを要求されている」というプレッシャーのかけ方ですから、新大臣たちも必死にならざるを得ないのでしょう。

 

「国民のために働く内閣」の働き方は、働き方改革以前の時代に戻ってしまったようです。そういえば、最近TVCMでも「疲れを残していませんよ」と閣僚に扮した俳優たちがポーズを取ってスタミナドリンクを宣伝しています。私の現役時代も、TVには「24時間働けますか」という歌が流れ、スタミナドリンクが飛ぶように売れていました。かくいう私も、お世話になった口です。

 

働き方改革を推進していた安倍前首相のやり方を否定している訳ではないのでしょうが、やはり成果を出すためには身を粉にして働かなくてはいけないのだよと新内閣が訴えているように見えるのは、私がひねくれているのでしょうか。

 

立ち上がりのタイミングなので、ある程度は仕方がないのかもしれません。しかし、菅首相の要望を叶えるためには、成果を出すまで今の働き方を続けなければならないようにも思います。ただ、そうすると無理が出てしまい、いろいろな問題が起きそうな気もします。

 

無理やり働き方改革だと言って残業を規制することには違和感を覚えますが、「スピード」「成果主義」のゴリ押しも違和感を覚えます。内閣府だろうが一般の会社だろうが、どういった働き方が無理なく、きちんと成果を出せるのか、最近の報道を見ているとモヤモヤしてしまいます。「無理なく」と考える時点で合格点のもらえる成果を出すのは難しいのかもしれません。

 

いずれにしろ、デジタル庁ができようができまいが、国、自治体および金融機関は万全なセキュリティを確立し、国民が安心して使えるシステムを構築して欲しいです。今朝の日経電子版に、「来年にも個人のマイナンバーと預貯金口座を連動させる」という記事が載っていました。口座番号の連動は必須ではなく選択制にするようですが、国民が安全性に不安を覚えてほとんど連動されないなどということのないようにして欲しいと思います。

 

こんなことを言うと、ますます大臣たちは休めなくなってしまうのかな…

市民向け講座:新興感染症シンポジウムを視聴しました

  • 2020.09.20 Sunday
  • 18:19
  •                      
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犬や猫と一緒に暮らしている方や、動物好きの方はご存知かもしれませんが、日本臨床獣医学フォーラムという一般社団法人があります。獣医師や動物看護師向けのセミナー実施やテキスト販売を行っていますが、毎年年次大会を開催し、そこでは私のような一般の人も市民向けの講座を聞くことができます。

 

一緒に暮らしていた飼い猫が腺がんになった2007年にこのことを知り、それ以来可能な限り年次大会に参加してきました。毎年ホテルニューオータニで開催されていましたが、今年はCOVID-19の関係で、オンライン開催です。ここ数年は仕事の関係や飼い猫の看病で参加できなかったのですが、今年は参加を申し込み、楽しみにしていました。

 

その大会が昨日から始まりました。例年は会場に行き、リアルタイムで受講する必要があったので、同じ時間に複数の講座があると、1つを選ばなければなりませんでした。しかし、今年はオンラインなので開催期間も長く、いつでも好きな時間に視聴できるので、全講座の受講が可能です。これについては、コロナに感謝すべきかもしれません。

 

今日は14:00から市民向けのLIVE配信講座があったので、早速それを受講しました。テーマは新興感染症です。私は、COVID-19の話を中心に、伴侶動物達と一緒に暮らす上でどういう点に気をつけるべきかというような話だと予想しながら受講しました。

 

実際に受講してみると、そういう話もありましたが、もっと根本的な新興感染症の話を聞くことができました。そもそもコロナウイルスの研究は、人の医療よりも獣医療の方が研究者が多かったということを知り、とても驚きました。2002年にSARSが流行した時点では、SARSの対策に関して人医療と獣医療の合同で研究を行い、猫のFIPを研究しているチームが中心になったのだそうです。

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは、猫コロナウィルスにより起こる、完治の難しい致死的な病気です。ただし、猫コロナウイルスは70%程度の猫がウイルスを持っていて、普通は発病しません。過度なストレス等によりウイルスが突然変異を起こすことで、FIPを発症し、効果的なワクチンもないそうです。

 

元々、コロナウイルスは毒性の弱いウイルスです。相手を殺さずにゆるゆると感染を広げることで自分たちを増やしていくという戦略のウイルスです。それが突然変異を起こすことで、SARSや新型インフルエンザ、MERS、COVID-19などの新興感染症を生み出してきました。

 

著作権等の問題がありますので、教えて頂いたことをここで直接ご紹介することはできませんが、特に印象に残った話を少しだけご紹介します。

 

(1) COVID-19のワクチン
COVID-19は、免疫が有効か否か不明であり、ワクチンも簡単にできそうにない。したがって、重要なのは「感染しないこと」。

 

(2) COVID-19の予防
空気感染するという説もあるが、実際の感染状況からは、空気感染ではなく飛沫感染だと考えるべき。マスクの着用と手洗いや消毒、そして汚染された可能性のある手で「目・鼻・口」を触らないことが最も有効な予防策である。

 

(3) 非発症者からの感染
非発症者が他人に感染させるには、かなりのどんちゃん騒ぎ(つばきを飛ばしながらの大声や怒鳴り合い)や複数人での回し飲みが必要になる。逆に、マスクを着用していて話もせずに静かに座っているだけの状態であれば、映画館や劇場、バス、電車などで満席の状態になっても感染するリスクは非常に低い。

 

(4) アルコール製剤による手の消毒
少量では効果がない。ポンプを最後まで押し切り、15秒以内で乾かない分量が丁度良い。

 

(5) リスクの考え方
立場の違いにより、リスクの考え方は異なる。例えば病院はクラスターを発生させる訳にはいかないので「ゼロリスク」を目指さなければならない。しかし、ゼロリスクを目指す必要のない場合や人も多い。それぞれの立場で考え方が異なるので、COVID-19についても様々な専門家の意見を聞き、自分に適した行動を選択することが大切。

 

なお今回のLIVE配信以外にも、COVID-19の話を聞ける市民向け講座はいくつかありますので、もしご興味のある方は下記のURLから申し込んでみてください。市民講座への申し込みは¥3,000で、10/11(日)まで開催されています。もちろん、伴侶動物と一緒に暮らしている市民を前提とした話になります。
<http://www.jbvp.org>
一般社団法人 日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)

女性閣僚が減りましたね…

  • 2020.09.17 Thursday
  • 18:30
  •                      
  • nicosuke-pko

 

昨日新しい内閣が発足し、今日から本格始動に入りました。テレビや新聞では、新閣僚の顔ぶれに関するニュースが花盛りです。なんとなく、新しいのかどうか首をかしげたくなるような気もしますが、元々前政権を継承するのが前提で発足しているので、新しさに関しては仕方がないのかもしれません。

 

今朝の朝日新聞で、女性閣僚が一人減ったけど菅首相の女性活躍への本気度はどうなのだろう的な記事が目に止まりました。たしかに、安倍首相時代は「女性活躍」を数値目標とともに掲げて進めていましたが、結局うまくはいっていないように見えました。それが菅首相に変わったからといって、急に進むとも思えませんし、この問題に対して本気度のある男性閣僚などいないように感じています。

 

個人的には「無理やり数値目標達成のために実力もない人を女性だからという理由で重要なポストにつけるのはいかがなものか」と思ってはいますが、海外と比べて官僚や企業トップに占める女性の比率が少ない日本は、やはり残念です。女性の数が多ければ、それだけロールモデルも増える訳ですし、何より「男性中心の社会」という意識が薄まると思うのです。個人的には、女性が活躍する社会よりも、性別による差別を受けない社会が良いなぁと思います。

 

2016年4月に施行された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づいて、厚生労働省が「えるぼし認定」という認定制度を実施しています。その基準は下記の通りです。
・採用における競争倍率が男女同程度
・平均勤続年数や継続勤務者の割合が男女間で同程度
・時間外労働や休日労働時間の平均が45h/月以下
・管理職の女性割合が産業ごとの平均値以上
・3年以内に女性を非正規社員から正規社員に転換した実績等がある

 

同じく厚生労働省が公開している「女性の活躍推進企業データベース」から、以前私が勤めていた業種(電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業)の内、えるぼし認定レベル別にイメージしやすそうな企業を選んで比べてみました。

 

比べた項目は下記の通りです。

(a) 労働者に占める女性労働者の割合
(b) 正社員の平均継続勤務年数
(c) 正社員の育児休暇取得率
(d) 管理職に占める女性の割合
(e) 役員に占める女性の割合

 

(1) えるぼし認定レベル3:(株)リコー
 (a) 正社員=15.6%
 (b) 男性=19.3年、女性=20.2年
 (c) 男性=112.6%、女性=89.5%
 (d) 4.8%
 (e) 9.5%

 

(2) えるぼし認定レベル3:富士通(株)
 (a) 正社員=17.1%
 (b) 男性=19.9年、女性=16年
 (c) 男性=8.6%、女性=100%
 (d) 6.2%
 (e) 8.5%

 

(3) えるぼし認定レベル2:三菱電機(株)
 (a) 正社員=10.7%
 (b) 男性=16.2年、女性=17.4年
 (c) 男性=50.1%、女性=100%
 (d) 3.9%
 (e) 3.3%

 

(4) えるぼし認定レベル2:(株)日立製作所
 (a) 正社員=17.8%
 (b) 男性=19.6年、女性=16.1年
 (c) 男性=34.4%、女性=100%
 (d) 4.8%
 (e) 4.6%

 

(5) えるぼし認定取得なし:キャノン(株)
 (a) 正社員=16.1%
 (b) 男性=21.6年、女性=22.1年
 (c) 男性=90.6%、女性=100%
 (d) 2.9%
 (e) 3.9%

 

(6) えるぼし認定取得なし:TDK(株)
 (a) 正社員=15.6%
 (b) 男性=19.3年、女性=17.2年
 (c) 非公開
 (d) 非公開
 (e) 非公開

 

調べた数が少ないものの、えるぼし認定が上位の企業は役員に占める女性の比率が多いと感じました。ロールモデルになりうる人材を社外から役員に登用し、社内の人材を育成しようとしているように感じました。やはり、ふさわしい能力を持ったロールモデルが身近にいることは必要なのだと思います。

 

参考サイト:
<https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/>
女性の活躍推進企業データベース

えっ!? 「さがす」も「みつける」も同じ?

  • 2020.09.13 Sunday
  • 01:31
  •                      
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土曜日の授業に向けて先生に送っていた宿題の作文に、先生が添削をして返送してくださいました。その中で、私にとって新しい発見がありましたので、ご紹介します。

 

宿題の内容は、韓国と自国の食文化を比較して違いを紹介し、その差が生じた理由と自分の考えを作文するというものです。その中で、違いが生じた理由をインターネットでさがしたというくだりの部分を添削をしていただきました。元の文章が下記になります。
인터넷으로 살펴봤더니 이유를 두 개 발견했습니다.
インターネットで調べてみたら、理由を2つみつけました。

 

これを、先生は次のように添削してくださいました。
인터넷으로 살펴봤더니 이유를 두 개 찾았습니다.

 

私も、「みつけた」ことを「発見した」と表現するのは大袈裟すぎるかなとは思っていたのですが、びっくりしたのは찾다の意味です。私は、「さがす」と「(預けたお金を)引き出す」という意味しか頭に入っていませんでした。しかし、この添削では찾다の意味はどうみても「みつける」しかありません。驚いて辞書を引いてみると、やはり「みつける」という意味がありました。

 

しかし、説明や例文からは、みつけるというよりも「なくしていたものをみつける」つまり取り戻す的な意味のように感じました。例えば、下記のような例文です。
잃어버린 우산을 찾았다. なくした傘をみつけた。

 

なんとなくしっくりこないなと思いながらもう少し辞書を読み進めていくと、찾다の複合動詞として찾아내다という他動詞をみつけました。意味は「みつける、見出す、さがし出す」となっていて、下記のような例文も載っていました。
찾고 있던 책을 찾아냈다. さがしていた本をみつけた。
기어코 찾아내고야 말겠다. 必ずさがし出してみせる。

 

これならば、私が言いたかった「みつける」と同じニュアンスになります。複合動詞が同じニュアンスで使えるのですから、元となる찾다も必ずしも「(なくした物を)みつける」というニュアンスではなくても良さそうです。

 

同じ「みつける」でも色々な意味やニュアンスを持つので、単純に辞書で引いたままの受け取り方をすると間違えてしまうかもしれないと思いました。

 

ただし、下記のような文章だと訳が分からなくなるなぁと思いました。
사진을 찾고 있더니 찾았다. 写真を探していたらみつけた。


찾다に「さがす」と「みつける」の両方の意味があることを知らないと「『さがしていたらさがした』ってなんのこっちゃ?」と思ってしまいそうです!

 

参考書籍:
「朝鮮語辞典」小学館

無視する

  • 2020.09.10 Thursday
  • 02:39
  •                      
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次回の授業に向けて予習をしていたのですが、なかなかうまく訳せない表現にぶち当たってしまいました。今日は、その表現について調べたことをご紹介します。

 

その表現が含まれていた一文は、下記です。
현대인들에게 외면을 당하는 전통문화는 결국에는 맥이 끊길 수밖에 없기 때문이다.

 

とは、風水で地勢・山勢に滝の精気が流れている筋のことだそうです。理解できたかどうかは別として、意味は辞書ですぐに分かったのですが、辞書で調べただけでは次の表現をうまく訳せませんでした。
외면을 당하다

 

당하다は、被害に遭うといったよくない目に遭う時に使う単語で、今までにも何回か出てきました。외면を名詞として調べると、いつも使っている朝鮮語辞典では「外面、見た目」という意味しか載っていません。外面や見た目に対してひどい目に遭うとはどういうことなのだろうかと、頭を抱えてしまいました。

 

朝鮮語辞典の頁をもう少し進めて読んでいくと、외면하다という動詞(自/他)がみつかりました。意味は「顔を背ける、無視する」とあります。それで、もしかすると외면하다のもとになる名詞も別に存在するのではないかと思いつきました。

 

そこで、iPhone用アプリの辞書で調べてみると漢字で同じ[外面]と表記するものの、「そっぽを向くこと、顔をそむけること、目をそらすこと、素知らぬふりをすること」という意味で、하다が付くと自動詞や他動詞にもなる名詞がみつかりました。見つけた時には「ヤッホー!」と心の中で叫びましたが、日韓辞典で「무시하다」をみつけていたので「無視」には「무시」を使うのだと思い込んでしまい、ここまで来るのにかなり時間がかかってしまいました。

 

日本語にも異なる言い回しで同じことを表現することができるので、無視する=무시하다のみだと思い込んでしまうのは危険だと思いました。

 

ということで、無事に下記のように訳してみました。
현대인들에게 외면을 당하는 전통문화는 결국에는 맥이 끊길 수밖에 없기 때문이다.
現代人たちに無視されている伝統文化は、結局のところ魂の流れが断たれる以外ないからです。

 

訳すまでに時間が掛かった事への言い訳かもしれませんが、무시를 당하다よりも외면을 당하다の方が、心の底から忘れられてしまっている様子が感じられる表現だなと思いました。マザー・テレサは「愛の反対は憎しみではなく無関心」だと言ったそうですが、まさに関心を寄せられていないことを表すのにぴったりの表現なのではないかと思いました。

 

参考書籍:
「아화 한국어5」EPRESS
「朝鮮語辞典」小学館
「ポケットプログレッシブ日韓辞典」小学館
「Prime日韓韓日辞書」iPhone版 Song-A publishing Co.,Ltd

NYタイムズが8年ぶりにトップを交代し、完全デジタル化へ邁進

  • 2020.09.06 Sunday
  • 05:46
  •                      
  • nicosuke-pko

 

昨夜の日経電子版で、『NYタイムズ「完全デジタル化」へ 8年ぶりトップ交代』という記事をみつけました。記事一覧のサムネイルが女性の写真だったので、目についたのです。

 

米新聞大手ニューヨーク・タイムズ(以下、NYT)の現CEOは、2012年の秋に就任し、経営資源をNYTに集中したり、収入の中心を広告から購読料に切り替えたり、デジタル収入を拡大したりといった経営改革を行ってきたそうです。その中で、デジタル広告に精通した人物として雇用されたメレディス・コビット・レビアン氏(現COO)が、9月8日付でCEOに就任するのだそうです。

 

彼女には新聞記者の経験がないため、ペーパー(紙)に対する強い愛着がなく、「NYTを略してザ・ペーパーと呼ぶのをやめよう」と社内外で説いていたそうです。以前、日本の新聞社がなかなか古い体質から脱却できないことを描いたドラマを見ましたが、そのドラマやこのニュースから、新聞のデジタル化を妨げているのは、新聞がマスメディアの中心にいた時代に新聞に関わってきた人たちの、新聞(紙)に対する愛着だなとつくづく感じました。

 

デジタル化に力を入れている新聞社もありますが、現CEOが「20年後も印刷していたら驚きだ」と語っているNYTのように、完全デジタル化へのロードマップをきちんと示せる新聞社は、日本にはまだ少ないのではないかと思っています。しかも、NYTで現CEOから引き継いで完全デジタル化の実現に向かうのが女性のCEOだなんて、かっこいいではありませんか!

 

日本では、新型コロナの影響で女性の就業者数が著しく減少しています。コロナ後も、女性の就業先として多くを占めている飲食や小売などの業態は、この傾向が続くと言われています。女性の雇用安定のためには、デジタル関連などの高度な技術を身につけることが重要だと言われているようですが、国や自治体のシステムや学校における授業のデジタル化も、日本は世界的に遅れていることが露呈しています。

 

日本としての課題は山積していますが、デジタル人材の育成に力を注ぐことで活躍できる女性の数も増やせるよう、ぜひ実のある政策を打ち出して欲しいなぁと思いました。安倍首相が「政治は結果を出すことが重要です」とおっしゃっていましたが、すぐに結果が出なくても、長い目で見て必要な人材を育成するのも政治の大切な役目の一つだと思うのです。

 

ジャーナリストの江川紹子さんが、安倍首相の辞任会見の時に日本のITに関する問題に対して原因はどこにあり、今後はどうして欲しいと期待し、どう申し送りしたいのかと質問していました。それに対して「問題点、課題が明らかになったので、高市大臣を中心に一気に進めていくことにした」とか、「課題の共有ができた」「残りの期間しっかりと頑張りたい」などの回答でがっかりしました。IT戦略本部の体制や人材強化も含め、一大臣にお任せではなくもっと現場の活動を支援するための施策が必要なのではないかなぁと思うのですが…

 

話がずれてきてしまいましたので、今回はこの辺にしておきます。

 

参考サイト:
<https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63497450V00C20A9EA5000/>
日経ビジネス NYタイムズ「完全デジタル化」へ 8年ぶりトップ交代(2019/9/5)

ドラマ「素晴らしい遺産」と韓国の親不孝防止法

  • 2020.09.03 Thursday
  • 19:02
  •                      
  • nicosuke-pko

 

今、私が録画をしながら楽しみに見ている韓国ドラマは、KBS Worldで7月から放送が開始された기막힌 유산(素晴らしい遺産)です。このドラマは、韓国でも今年の4月から放送が始まった最新のドラマです。平日毎日放送なので追いつくのが大変なのですが、1話30分なので、多少遅れながらも楽しく視聴しています。

 

最初のうちは、なんだか先を予想しづらい不思議な展開だなぁと思っていたのですが、主人公の若い女性(강세정)がお金持ちのおじいさん(박인환)と偽装結婚をするという展開になり、びっくりしています。そして、このドラマで一番驚いたのが「親不孝防止法」でした。

 

親不孝防止法は、ずいぶん長い間議論されており、まだ成立していない法案のようです。しかし、親不孝を防止する法律だなんて、本当に驚いてしまいました。

 

少し調べてみたところ、ことの発端は、2015年末の親不孝訴訟のようです。親から財産を贈与された息子が、親をきちんと扶養しなかったという理由で父親から訴えられ、大法院(日本でいう最高裁判所に相当)から財産の返却を命じられたというものです。

 

これだけを聞くと「そんな馬鹿な!」と思いますが、この父親と息子の間には「受贈者負担事項履行覚書」が交わされ、双方合意していたという事実があったために、大法院の判決に至ったのだそうです。(民法561条で定める負担付贈与にあたるため、贈与を取り消すことができると判断された)

 

議論されている親不孝防止法の内容は、すべての贈与を条件付贈与にするというもので、条件なしで親が子に財産を贈与した場合でも、子が親の面倒を見ない場合は贈与を取り消せるようにするとなっているようです。

 

条件の履行に関して、誰が何を基準に判断するのか、贈与が取り消された場合は支払済の贈与税が戻ってくるのか等、問題点が多いので、この法案はまだ繋留中ということのようです。

 

ドラマのおじいさんも冷麺店を営んでいる大金持ちで、遺産相続のことしか頭にない三人の息子やその嫁たちに対する嫌がらせと正しい財産分与のために、若い女性と偽装結婚をしました。全120話中、現在はまだ45話までしか放送されていません。今回、このドラマのテーマの背景となった親不孝防止法について知ったので、今後の展開がますます楽しみです!

 

また今後は、강세정 씨と三男の신정윤 씨とのラブロマンスが発展していきそうな気配なので、ホームドラマにラブコメディの要素も大きく加わっていきそうです!

 

参考サイト:
<https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/215834/021900034/?P=2>
日経ビジネス 韓国で親不孝訴訟! 「贈与した財産を返せ」(2016年2月24日)

首相の辞意表明で感じたこと

  • 2020.08.30 Sunday
  • 06:05
  •                      
  • nicosuke-pko

 

ここしばらく、テレビでは安倍首相の健康問題が取り上げられていたので、好き嫌いに関わらず日本に住む人たちは少なからず心配していたことと思います。なにしろ、いまだに正体の分からない新型コロナウイルスと戦いながらも経済をなんとか回復させなければという難しい時期ですし、まだ解決していない問題や疑惑も山積していましたので、こんな時に倒れられたら大変です。

 

それでも、以前も病気で辞任されており、それを承知の上で再度政権を握られたということもあって、心配はしながらも、まさかまた同じ病気を理由に辞任されるとは思っていなかったという人が多いのではないかと思います。私もその一人でした。

 

その病気とは、潰瘍性大腸炎です。難病医療法に基づいて厚生労働大臣が指定している指定難病です。指定難病とは、原因が明らかにされておらず治療方法も確立していない、長期の療養を必要とし、患者数が人口の0.1%程度以下の難病を言います。実際に、日本における潰瘍性大腸炎の患者数は、人口10万人あたり100人程度だそうです。

 

この病気の症状は下痢、血便、けいれん性または持続的な腹痛です。重症化すると、発熱、体重減少、貧血などの全身症状も起こります。また、合併症として皮膚や関節、眼などに症状が出ることもあるそうです。寛解と再発を繰り返すことも多い病気ですが、大腸癌を合併したり、重症化して外科手術が必要になる患者さんはごく一部で、ほとんどの場合、この病気が命に関わることは少ないようです。

 

腸は自律神経によりコントロールされており、腸が脳に対して情報発信を行うこともあります。驚くことに、腸には「腸神経系」という独自の神経系があり、脳からの指示(自律神経によるコントロール)がなくても自活できる能力が備わっています。そのため、腸は第二の脳とも言われています。それだけ、腸は生命活動にとって重要な器官だということなのでしょう。

 

しかし、今回の安倍首相辞意表明以降の報道を見ていると、「大事な時に体を壊す癖がある」と言われたり「放り出したと思われても仕方ない」と言われたりと、ちょっと気の毒に思えなくもありません。前述の通り、症状が一般の人にも比較的よく見られるものであり、かつ直接的に命に関わる病気ではないためなのでしょう。会社員時代、過敏性腸症候群気味だった私には、下痢がどんなに大変なものか、同情するにあまりあるのですが…

 

ただし、だからこそ早く病気を寛解の状態にまで戻して頂き、解決できていない諸々の問題究明のために、説明責任を果たして頂きたいと思います。そして後任者の方にしっかりと引き継ぎを行って頂き、コロナ対策はもちろん、安全保障等の課題にも、支障が起きないようにして頂きたいと思います。もちろんお一人では難しいでしょうから、こちらの方は、内閣がチーム一体となって取り組んで頂きたいです。

 

参考サイト:
<https://www.nanbyou.or.jp/entry/62>
難病情報センター 潰瘍性大腸炎(指定難病97)

stay homeで人気再燃? 大人の塗り絵

  • 2020.08.27 Thursday
  • 12:00
  •                      
  • nicosuke-pko

 

今朝、まだ寝ぼけた状態でラジオを聴いていたら「大人の塗り絵」の話題が耳に留まりました。数年前にも「大人の塗り絵」が流行っているという話を聞いた覚えがあります。それが、また最近流行っているようです。きちんと目が覚めた後もこの話がなんだか気になったので、ちょっと調べてみました。

 

元々は、2005年頃に河出書房が「大人の塗り絵シリーズ」を刊行し、それが「脳に効く」とブームになったものが、2015年頃に再度流行ったようです。私が初めて耳にしたのは、多分2015年の再流行の頃だと思います。それが、新型コロナ感染症の関係で在宅時間の増えた今、再々流行しているようです。

 

調べてみると、今や河出書房だけではなく、多少名前は異なるものの、二見書房、グラフィック社、ポプラ社、日本ヴォーグ社等々、様々な出版社から大人向けの塗り絵本が多数刊行されていることが分かりました。

 

そもそも、大人の塗り絵とは、芸術作品のような繊細なイラストが特徴の塗り絵で、花、動物、風景などのイラストや、有名な絵画(洋画や浮世絵など)、幾何学模様、人気キャラクターなど、様々な物がモチーフになっています。

 

子供の塗り絵のように、輪郭線に沿って単に塗っていくだけではなく、色を細かく重ねていき、複雑な色彩を表現したり絵に奥行きをつけたりといった、高度なテクニックを楽しむのが特徴のようです。

 

初心者向けから上級者向けまでレベルがあり、いきなり高度なものに挑戦をしても途中で挫折してしまうようで、たかが塗り絵と侮れません。まずは花、植物をモチーフにした塗り絵から始め、風景や動物の塗り絵を経て、名画の塗り絵に進むというのが定番のようです。

 

フランスでは、塗り絵がアートセラピーや精神療法に活用されているそうで、塗り絵には「集中してリラックスできる」「脳を活性化してボケの予防になる」「色による癒し効果がある」と言われているそうです。

 

画材も豊富で油性や水性の色鉛筆、クレヨン、ペン、水彩絵の具等様々な物がありますが、ラジオでは最低24色か36色の色鉛筆から始めるのがよいと言っていました。調べてみましたが、初心者には水性色鉛筆よりも油性色鉛筆の方が扱いやすそうです。

 

とにかく、ただ単色で塗っていくのではなく、光や影を意識しながら薄い色から塗っていき、その上に濃い色を重ねていくのがポイントのようです。例えば、有名なマネの「笛吹の少年」が履いている赤いズボンを例にすると、影になっている左側の部分はまず青色、光が当たっている右側の部分は黄色で塗り、その上から本来のズボンの色である赤色を塗り、油性色鉛筆用のぼかし液を使ってぼかしていくことで、絵に奥行きや深みを与えることができるのだそうです。

 

昔から、自分で上手に絵を描けたらいいなと憧れていました。しかし、なかなかうまくいきません。大人の塗り絵から始めて色の使い方をマスターすることで、自分で絵を描くことに近づけるかななどと思ってしまいました。

 

大人の塗り絵の本が1000円ちょっと、油性色鉛筆24色セットが2000円程度、必須ではありませんがぼかし液が数百円で購入できるようなので、金銭的にはハードルは高くはなさそうです。youtubeで河出書房が、初心者向けに色の塗り方のレクチャー動画を公開してくれてもいます。残る問題は、時間の捻出ですね… やっぱり、老後の楽しみかな。

コロナ禍で注目され、投資対象となっているペット業界

  • 2020.08.23 Sunday
  • 21:48
  •                      
  • nicosuke-pko

 

日経電子版の今日の記事に『巣ごもりで育つ「ペットノミクス」 新たな投資テーマに』という記事がありましたので、ご紹介します。

 

ペット業界に携わる全ての業者が悪徳だとはもちろん思っていませんが、それでも、時々発覚して報道されるニュースの内容にはかなり悲惨なものが多いので、ついつい生体販売しているペットショップはなるべく避けようなどと思ってしまいます。

 

そんな私にとって、コロナの影響でペットを飼い始める人が増え、生体の卸値が倍に上がったなどというニュースにはいい気がしません。倍のお金を出してまでも一緒に暮らすことになった犬や猫達が幸せな一生を送れるのであれば、それは構いません。しかし、ワクチンや治療薬が開発され、コロナの影響が薄らいだ後に、飼育放棄されてしまう犬や猫が増えるのではないかと、余計な心配をしてしまうのです。

 

しかし、悪いニュースばかりではありませんでした。「投資先としてペット業界が有望視されている」というのです。記事によると、ペット関連事業の売り上げが全体の10%以上の銘柄として、下記が挙がっていました。(3月末比株価上昇率の高い6銘柄を抜粋し、一部当該会社のHPで調べた情報を追記しています)

 

✔ SBIインシュランスグループ(7326):3月末比株価上昇率=100%
SBIグループの保険事業を統括しているSBIホールディングスの子会社。2019年にペット保険の日本アニマル倶楽部(現SBIプリズム少額短期保険)を孫会社化した

 

✔ アレンザホールディングス(3546):3月末比株価上昇率=88.36%
「アミーゴ」「ジョーカー」といったブランドのペットショップを運営している会社

 

✔ 動物高度医療(6039):3月末比株価上昇率=38.17%
連携しているかかりつけ病院の紹介による、犬・猫向け高度医療に特化した二次診療専門の動物病院。2020年7月末時点で、連携病院数は3,800を超えている

 

✔ ドリームインキュベータ(4310):3月末比株価上昇率=36.78%
新規事業の創造を支援するビジネスプロデュース会社。オンラインペットコミュニティサイトを運営している米Waggleに投資し、連結子会社にアイペットを持っている

 

✔ アニコムホールディングス(8715):3月末比株価上昇率=27.06%
ペット保険会社。ペット関連分野のベンチャー企業への投資も行っている

 

✔ アイペット(7323):3月末比株価上昇率=18.2%
ペット保険会社。犬・猫の情報サイトも運営している

 

この記事を読む限りでは、生体販売をしているペットショップも1名柄入っていますが、多くはペット保険会社の銘柄の上昇が多いようです。獣医療には健康保険制度がないのでペット保険は終生飼養には欠かせないものになってきています。また、かかりつけとなっている動物病院と連携して高度な二次診療を専門に提供する動物病院も、一般の飼い主さんにはありがたい存在だと思います。それまでは、獣医学科を持つ大学の動物病院くらいしかありませんでしたから。

 

こういった、飼い主さんと愛犬・愛猫が快適に暮らすために必要な企業への投資価値が高まるのは、良いことだと思います。一過性のものではなく、その会社を応援するための投資ということでこの傾向が続くと良いなと思います。

 

参考サイト:
<https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62884290R20C20A8K14600/>
日本経済新聞 巣ごもりで育つ「ペットノミクス」 新たな投資テーマに

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